絵画が手軽にレンタル(サブスク)できるサービスを探している。
お部屋やオフィスを美しい絵画でレベルアップしたい。でも購入するのはハードルが高すぎるし、どんな絵を選んだらいいかもよくわからない・・・。
そんなあなたのために、個人・法人問わず、初心者でも簡単にインテリアアートを取り入れられるおすすめの絵画レンタルサービスを紹介します。
この記事を参考にすれば、アートに詳しくない人でも手軽にインテリアへ絵画を取り入れられるようになるはず。
絵画ひとつでリビングやオフィス空間がびっくりするほど洗練され、思わず人を招きたくなってしまうこと間違いなし。ぜひ最後までご覧ください。
おすすめ絵画レンタル・サブスクサービス8選
Casie(カシエ)
絵画サブスクとして、おそらくいま最も有名なのがこちら。
登録作品数は13,000点以上、宅配便で届くオリジナルBOXの中には飾るための道具やガイドブック、アートをもっと楽しむためのマガジンなども同梱されています。
1ヶ月ごとに作品を交換するのも使い続けるのも自由。交換料は別途かかりますが、初回配送時のみ5日以内なら無料交換可能とのこと。
レンタルできる作品は、約1,300人の契約アーティストからCasieが借りているもの。レンタル料の一部がアーティストに支払われる仕組みになっているため、お気に入りのアーティストの創作活動を支援することにもつながります。
- 料金:2,200円〜/月(送料込)
- 交換:可能(30日後以降)
- 最低利用期間:1ヶ月
- 支払い方法:クレジットカード
- 補償:レンタル料に補償料込み
- 購入:可能
今なら(記事更新時点)、クーポンコード「welcome_casie」を利用することで、初月レンタル料が550円になるキャンペーンを実施中。興味がある方はこの機会に試してみては?
CasieAnotherADdress(アナザーアドレス)
ブランド洋服だけでなく、現代アート作品まで借りられるファッションレンタルサービスがこちら。
2023年9月1日に新たに追加された「ART」カテゴリーでは、1点ものを中心に油絵、水彩画、アクリル画、ペインティング、シルクスクリーン、写真など幅広い作品がレンタルできます(ラインナップは今後も増やす予定とのこと)。
利用方法はこれまでのファッションレンタルと同様、プランによって配布されるチケット1枚で1作品/1ヶ月と非常にわかりやすい仕組みなのもポイント。気に入った作品は買い取り(購入)も可能です。
- 料金:5,500円〜/月(配送チケット込)
- 交換:返品のみ
- 最低利用期間:1ヶ月
- 支払い方法:クレジットカード
- 補償:有料保証サービス(550円)あり
- 購入:可能
絵画だけのレンタルサービスを利用するのはちょっとハードルが高いかも・・・という人も、洋服のついでに借りられるのなら手軽で始めやすいのでは?
百貨店初のファッションサブスク【AnotherADdress】ギャラリー四季
業界No.1規模の作品数を誇る絵画レンタルサービスがこちら。
30,000点を超える自社保有作品は、ジャンルも非常に豊富。専用コーディネーターが予算や設置場所に合わせて最適なアートを無料で提案してくれるサービスもあります。
- 料金:1,210円〜/月(8,000円以上で送料無料)
- 交換:可能(3ヶ月ごと)
- 最低利用期間:2年間
- 支払い方法:現金、銀行振込、口座振替
- 補償:損害保険加入済み
- 購入:不可
絵画だけでなく、壁掛けグリーンやアートフラワー、ファブリックといったものもレンタル可能なので、インテリアに合わせて選んでみては?
clubFm(クラブエフマイナー)
神楽坂でギャラリーを運営するアートアンドリーズン株式会社による絵画レンタルサービスがこちら。
作品選びに便利なバーチャルシミュレーターがサイトに用意されているほか、コンシェルジュへの無料相談も可能なのがポイントです。
- 料金:5,280円〜/月(送料込)
- 交換:可能(30日後以降)
- 最低利用期間:1ヶ月
- 支払い方法:銀行振込、クレジットカード
- 補償:弁償オプション(550円)あり
- 購入:可能
最長でも6ヶ月で一度返却しなければいけないので、長期利用目的より頻繁に作品を交換したい方が利用するといいかもしれませんね。
TAJIRO工房
絵画教室のフランチャイズやオーダー絵画制作、ギャラリー運営など幅広い事業を行っている会社の絵画レンタルサービスがこちら。
初回利用時はコーディネーターがヒアリングと提案を行ってくれるため、初心者でも安心して利用できます。
- 料金:3,278円〜/月(送料込)
- 交換:可能(3ヶ月ごと)
- 最低利用期間:1ヶ月
- 支払い方法:要問い合わせ
- 補償:弁済なし
- 購入:要問い合わせ
作品数は少なめですが、すべて原画の一点ものとのことなので、他とは違った独自性を強く打ち出したい空間にぴったりのサービスと言えそうですね。
ukio(ウキオ)
「浮世絵」専門のレンタルという非常に珍しいサービスがこちら。
借りられる作品は江戸時代と同じ手法・素材で制作された復刻版。北斎や広重など、有名作家の浮世絵200種以上の中から好きな一品を手軽にレンタル可能です。
- 料金:10,780円〜/月(送料込)
- 交換:可能(年2回〜)
- 最低利用期間:1ヶ月
- 支払い方法:クレジットカード
- 補償:あり
- 購入:不可
作品をより美しく見せるため、浮世絵専用の額が用意されているのもポイント。
浮世絵初心者のために、サイトには詳しい解説コンテンツなどもあり。海外との取引が多い企業のオフィスだけでなく、個性的なインテリアを求める個人のお家にもいかが?
GOOD ART LIFE(グッドアートライフ)
ゴッホやモネ、ルノワールといった超有名作家たちの名画をリーズナブルな価格で楽しめるサービスがこちら。
正確に言えば、絵画をレンタルするではなく、毎月新しい絵画(A4ファインペーパー印刷)が届く「絵画の定期便」という仕組み。作品は返却する必要はなく、クリアファイルに保管していつでも飾ることができます。
- 価格:800円〜/月(送料別)
- 交換:不要
- 最低利用期間:1ヶ月
- 支払い方法:クレジットカード
- 補償:不要
今なら(記事投稿時点)初回利用料が無料になるだけでなく、アートフレームも無料でプレゼントされるキャンペーンが実施されているようなのでお見逃しなく。
Meural Canvas(ミューラル キャンバス)
最後に紹介するのは、デジタル時代に生まれた新しいスタイルのアートサービスです。
専用のスマートキャンバス(ディスプレイ)を購入し、メンバーシップに加入することで、世界中の美術館・ギャラリーから集められた30.000点以上のアートを自由に飾ることができる仕組み。
アート以外にも、自分で撮った写真などを表示させることも可能。音楽の再生リストのように独自のプレイリストを作って表示を切り替えることもできます。
- 価格:1,100円〜/月(端末代別)
- 交換料:不要
- 最低利用期間:なし
- 支払い方法:クレジットカード
- 補償:3年間のハードウェア保証
※端末によって3年間のサブスクリプション料金が含まれている場合もあり。
『Atmoph Window』と似たコンセプトですが、絵画を飾りたいならこちらのほうがいいかもしれませんね。
絵画レンタルサービスのメリット
- 導入コストが安く済む
- 気軽に交換できる
- 節税になる場合あり
絵画を飾るというと、ハードルが高くて躊躇してしまう方も多いと思いますが、レンタルなら1ヶ月単位で気軽に試せるので、初心者から上級者まで幅広い層におすすめできますね。
特に法人の場合、オフィスの雰囲気は働く人のやる気や来客の印象を大きく左右する非常に大事な要素です。やり方によっては節税効果もあるようなので、積極的に取り入れてみてください。
失敗しない絵画レンタルのコツ
絵画レンタルサービスを利用する際に、チェックしておくといいポイントは以下の7つ。
- レンタル料金・送料
- 最低利用期間
- 支払い方法
- 破損・汚れ等の補償
- 交換の可否(料金・頻度など)
- 購入の可否
- コーディネートサービスの有無
自分で絵画を選ぶ際は、以下のポイントを基準にすると失敗しづらいかと。
- 季節に合わせる
- インテリアの色に合わせる
- 絵画に合わせて模様替えする
季節ごとに絵画を変えると同時に、思いきって部屋自体を模様替えすると、良い気分転換にもなっておすすめです。
家具や家電のレイアウトを工夫したり、インテリアステッカーやファブリックを変更するだけでも、ガラリと印象が変わりますよ。
まとめ
というわけで、絵画のレンタル(サブスク)サービスの解説でした。
興味がある方は、まずはCasieなどの無料会員登録ができるところをチェックして、お気に入りの絵画をブックマークしてみることから始めてみましょう。
気に入った絵画が見つかれば、できれば1ヶ月だけでもいいので、お部屋やオフィスの壁に絵画を飾ってみて、どれだけ空間の印象が変わるか体験してみるのがおすすめです。
美しい絵画を飾ると、自然と「部屋をキレイにしよう(保とう)」という意識が働きます。
整理整頓や片付けが苦手な方は、きっかけづくりにいかが?