「いい匂いがする男部屋」をつくる3つの方法【消臭剤+芳香剤+?】

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まとめ
外から帰ってきて玄関ドアを開けると、なんとも言えないムワッとした(ツンとした)臭いが・・・
消臭剤や芳香剤はどんなタイプのものを、どうやって使えばいいの?
急な来客のときなど、あっという間に部屋の消臭ができるテクニックはないの?

こんな感じの悩みに答える情報をまとめてみました。

部屋のニオイというのは、住んでいる本人はなかなか気づきにくいもの。友達の部屋に遊びに行ったときなど、ひそかに「うわぁ・・・」と感じた経験がある方もいるのでは?(しばらく遊んでいると慣れてしまったりするんですけれどね)

友人や彼女にそんな思いをさせないよう、女性だけでなく男性も部屋の匂いに気を配れるようになりましょう。

いい匂いの部屋で日常生活や作業などを行うと、色々なメリットもありますよ。

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  1. 男の部屋はなぜクサイ?
    1. 加齢臭(おっさん臭い)
    2. タバコ
    3. ストレス(疲労臭)
  2. 「いきなりアロマ」はNG!
    1. いい匂いの部屋を作る3ステップ
  3. 1:臭い(ニオイ)の原因と対策【部屋別】
    1. 玄関
      1. 靴・下駄箱
      2. 湿気
    2. リビング
      1. タバコ
      2. 電子タバコ(VAPE/アイコス・プルームテック)
      3. ペット
      4. エアコン
      5. カーテン・ソファカバー
    3. キッチン
      1. 焼き肉
      2. 生ゴミ
    4. 寝室
      1. 枕カバー・ベッドシーツ
      2. 脱ぎっぱなしの衣類
      3. 生乾きの洗濯物
      4. 洗濯できない上着
    5. トイレ・バスルーム
      1. 排水口・下水管
      2. 尿ハネ
      3. シャワーカーテン
  4. 2:おすすめの消臭剤(消臭グッズ)
    1. 置型消臭剤
    2. 消臭スプレー
    3. 脱臭剤
    4. 重曹
    5. お茶っ葉
    6. コーヒー
    7. 脱臭機
  5. 3:おすすめの芳香剤(アロマグッズ)
    1. 置型芳香剤
    2. アロマオイル
    3. アロマキャンドル
    4. お香
    5. アロマスティック(リードディフューザー)
    6. 石鹸
    7. 柔軟剤
  6. 芳香剤・消臭剤の正しい使い方
    1. 置く場所
    2. 芳香剤と消臭剤の併用はアリ?
  7. 部屋のいい匂いを持続させるコツ
    1. 定期的に換気する
    2. ニオイがこもりやすい場所を把握しておく
  8. 緊急!なるべく早く部屋の臭いを消す方法
    1. 部屋の換気をする
    2. 濡れタオルを振り回す
    3. シーツやカバーを取り替える
    4. ファブリックミストをかける
    5. 床の拭き掃除をする
    6. マッチに火を付ける
  9. 引っ越した部屋の臭いが気になるときは・・・?
  10. 【激おすすめ】サーキュレーターは万能アイテム。
  11. 悪臭はストレスの元・・・。

男の部屋はなぜクサイ?

加齢臭(おっさん臭い)

加齢臭の原因となる「ノネナール」は、皮脂に含まれる「9-ヘキサデセン酸」が分解することで発生します。

9-ヘキサデセン酸は加齢により増加し、女性よりも男性の皮脂分泌が多いため、男性のほうが加齢臭が強い傾向があります。

さらに魚よりも肉好きの傾向が強いと、自然と中性脂肪が増え、これが9-ヘキサデセン酸の材料になってしまいます。

風呂嫌いな人やいわゆる「カラスの行水」な人も、体の表面に皮脂が溜まりやすく、加齢臭が強くなってしまいます。

肝臓で分解されたアセドアルデヒドが血中に残ると、いわゆる「酒臭い」と言われるニオイのもとになってしまいます。

これを防ぐには、酒量をほどほどに控えつつ、肝臓の分解機能を助けるために水分をよく取るのがおすすめです。

タバコ

タバコにはニコチンやタール以外にも様々な物質が含まれています。

単一の臭いではないために消臭がしづらく、布などにも付着しやすいので、ソファカバーやカーテン、壁紙等に付いて部屋の悪臭のもとになってしまうのです。

タバコを吸うときは、臭いが付きやすいものが近くにない場所(換気扇、ベランダなど)に移動するのが、やはり定番かつ王道です。

ストレス(疲労臭)

加齢臭とは別に、カラダに疲労が蓄積すると体内でアンモニアが発生します。いわゆる「疲労臭」と呼ばれるやつです。

これはお風呂で洗い流して落ちるようなものでもないので、とにかくストレスを溜め込まないように注意しましょう。

「いきなりアロマ」はNG!

いい匂いの部屋を作ろうと思うと、いきなり芳香剤やアロマディフューザーなどを置いてしまいがちですが、これはやってはいけません。

なぜなら、すでに部屋に溜まっている臭いやその元を断つ前に新しい香りを足してしまうと、たとえそれが良い匂いであったとしてもニオイ同士が混ざり合ってしまい、より不快な匂いになってしまうからです。

強力な香りのアロマで強制的に上書きしてしまう方法もないではありませんが、強すぎる香りというのもそれはそれで不快なもの。キツイ香水を想像してもらえればわかりますよね。

いい匂いの部屋を作る3ステップ

いい匂いの部屋を作るには、以下の3つのステップを段階的に行っていくのが効果的です。

  1. 臭いの元となる原因を断つ
  2. 消臭(脱臭)する
  3. いい匂いをつける

以下で一つずつ解説していきます。

1:臭い(ニオイ)の原因と対策【部屋別】

玄関

靴・下駄箱

玄関のニオイの原因といえば、やっぱり靴ですよね。

靴の内側に染み付いた汗や外側の汚れをそのままにしておくと、嫌な臭いが玄関全体に広がってしまいます。

靴はなるべくそのままにせず、こまめに下駄箱に入れるようにしましょう。手入れも忘れずに。

湿気

湿気が溜まりやすい玄関は、カビの温床でもあります。

下駄箱だけでなく、傘立てなどに溜まった水分もカビの原因です。

傘立ての下に吸湿マットを敷くなど、脱臭だけでなく「除湿」にも気を配るようにしましょう。

リビング

タバコ

前述したように、タバコの臭い(ヤニ)は様々な場所に付着しやすいため、ソファカバーやカーテン、壁紙などをしっかりと重曹などでキレイにして上げる必要があります。

灰皿に残った吸い殻もニオイのもと。こまめに捨てるだけでなく、茶殻やコーヒーかすなどを入れておくと、ほのかな香りも楽しめおすすめです。

電子タバコ(VAPE/アイコス・プルームテック)

一般的に不快な臭いがしづらいと言われている電子タバコですが、これはいわゆる「VAPE」と呼ばれるフレーバーリキッドタイプの電子タバコだけです。

アイコスやプルームテック、グローなどに代表されるタバコ葉を原料とする電子タバコは、ニコチンやタールを含んでいるため、換気していない部屋などで吸い続けているとしっかりと匂いが残ってしまいます。

普通のタバコに比べてタール量が少なく、喫煙者はなかなか気づきにくいので、充分に注意して使いましょう。

ペット

いわゆる「獣臭い」というやつですね。

飼っている本人は気づきにくい(気にならない)のですが、来客はもちろん、時には近所の人にまで迷惑がかかることも・・・。

ペットのニオイの原因は体臭やトイレだけでなく、餌の食べ残しなども意外と影響が強いようです。人間同様、いつもきれいな身だしなみと部屋を心がけましょう。

掃除には定番の重曹だけでなく、クエン酸なども効果的です。

エアコン

エアコンは室内の空気を取り込んで冷たい風・暖かい風を送る仕組みのため、フィルターにホコリやカビが溜まりやすくなっています。

特に冷房時は水分も発生するため、よりカビが発生しやすくなります。

フィルターはなるべくこまめな掃除を。掃除しても匂いが残ってしまう場合は、エアコン内部まで汚れている可能性が高いので、専門のクリーニング業者などに頼んで綺麗にしてもらいましょう。

カーテン・ソファカバー

何度も書いているように、布類は様々なニオイを吸着してしまいます。

直接肌に接するソファカバーやクッションは、吸った汗も悪臭の原因となります。

カーテンなどは頻繁に洗濯しづらいので、普段は消臭スプレーなどで対策を。クリーニングもなるべく定期的(三ヶ月に一度)に行いましょう。

キッチン

焼き肉

部屋に残ったニオイというと、定番の一つが焼き肉の臭いです。

肉を焼くときに発生する「油煙」が原因とされるこの臭い。油だけあってなかなか落ちないんですよねぇ・・・。

最近は家庭でも使える無煙ロースターや空気清浄機能が付いたダイニング照明などもありますので、よく家で焼き肉をするという人は購入を検討してみてもいいかもしれません。

外で焼き肉を食べてきたときも、衣類に臭いが残っていることが多いので、しっかり処理してからクローゼットにしまうようにしましょう。

生ゴミ

ほんの少しでも放置してしまうと、すぐに部屋中に充満してしまう生ゴミの臭い

臭いの原因は生ゴミから発生する水分です。ここにカビや雑菌などが発生して不快なニオイの元になってしまいます。

生ゴミを捨てす際は水分をしっかりと切ることが大切。さらにゴミ箱は蓋付きのものにして臭いが出てくるのを防ぎましょう。

ゴミ箱だけでなく、排水溝や三角コーナーに残ったゴミも忘れずに。

調理中にはねた油や、換気扇に付着した油が酸化すると、こちらも不快な臭いを発生させます。

コンロ周りやレンジフード、魚焼きグリルなどもクリーナーや重曹等でこまめに掃除して、油が残らないようにしましょう。

寝室

枕カバー・ベッドシーツ

人間は一晩で平均500mlほどの寝汗をかくそうです。多い人はなんと1リットルもの汗をかいてしまうのだとか。

直接肌に触れる枕カバーやベッドシーツは、その汗をたっぷりと吸い込んでおり、臭いのもととなってしまいます。

ベッドリネンはこまめに洗濯を。洗い替え用に何枚か用意しておくのがおすすめです。

脱ぎっぱなしの衣類

ズボラな人などは、ついつい寝室やリビングの端に脱ぎっぱなしの衣類が溜まっているのでは?

これも立派な悪臭のもと。こまめな洗濯を心がけましょう。

生乾きの洗濯物

生乾きの洗濯物がリビングに吊るせないので、寝室で部屋干ししているという方も多いようです。

臭いの原因はやはりこれも水分。なるべく乾燥機を活用するなどして、早めに水分を取るようにしましょう。

「部屋干し用」を謳っている抗菌力の強い洗剤を使うのも効果があるようです。

洗濯できない上着

通常の洗濯機で洗えないアウター類は、汗やタバコなど様々な臭いが付着しており、そのままクローゼットに入れてしまうと他の衣類にもニオイが付いてしまいます。

効果的なのは陰干し。毎日使うアウターも一晩ベランダに干しておけば臭いも薄くなります。

スチームアイロンなども効果的のようです。

シーズンが終わったらクリーニングに出すのもお忘れなく。

トイレ・バスルーム

排水口・下水管

石鹸や髪の毛などが排水口にこびりついていると、ヘドロになって不快なニオイを発生させますので、こまめに掃除を心がけましょう。

また、排水トラップや塩ビ管に不備があると、下水の臭いが排水口へ登ってきてしまうことも。自分で修理ができない人は、専門の業者に頼むのがおすすめです。

尿ハネ

床や壁、便座の裏やフチなど、通常の洗浄水では届かない場所に残った尿は、アンモニアを発生させ悪臭の元になってしまいます。

特に男性は広範囲に尿ハネが起こっているため注意が必要です。

シャワーカーテン

ユニットバスに必須のシャワーカーテンは、構造や用途上、カビが発生しやすいのが難点です。

使い終わったらなるべくシャワーカーテンに付いた石鹸カスや水分を取り、使わないときも広げておくようにしましょう。

2:おすすめの消臭剤(消臭グッズ)

置型消臭剤

消臭グッズと言えばまず思い浮かぶのがコレ。

ビーズタイプが定番ですが、小さなお子さんやペットがいるお家では、誤飲の恐れがあるのがちょっと心配だったりも。

そういった場合は、液漏れの心配もないゲル(ゼリー)タイプがおすすめです。

消臭スプレー

置型消臭剤よりも即効性があるスプレータイプは、ちょっと臭いが気になったときでも手軽に使えます。

空気中にシュッとやるのもいいですが、ニオイのもととなる布類などに直接吹きかけるとより効果的です。

ANAの機内でも使われているという『A2Care』などが特におすすめです。

脱臭剤

よく消臭剤と脱臭剤の違いがわからないという声を聞きますが、

  • 消臭剤:臭いを科学的に中和する(減らす)
  • 脱臭剤:臭いそのものを物理的に取り除く

こんな違いがあります。

脱臭剤は臭いの原因菌を吸着させるため、狭い空間(下駄箱や押入れなど)に効果的です。

芳香剤と一緒に使うと、そちらの匂いもまとめて取り除いてしまうため、注意が必要です。

重曹

その手軽さから万能クリーナーとして大活躍の重曹。

弱アルカリ性が酸性を中和する働きから、消臭剤としても活用できます。

重曹8〜10g+水200gの「重曹スプレー」を作っておくと、カーテンなどの洗いづらい布類の消臭に役立ちます。

多孔質の炭は脱臭効果(臭いを吸着する)が科学的にも証明されています。

玄関やキッチン、リビングなど、様々な場所に手軽に置けるのも魅力的。靴の中に直接入れるなんて使い方もあります。

天日干しすると再利用も可能。ディスプレイアイテムとしてインテリアにいかが?

お茶っ葉

お茶を飲んだ後の茶殻や古くなってしまった茶葉は、カテキンの抗菌作用と吸湿効果が消臭(脱臭)グッズとしても役立ちます。

ポイントはしっかりと乾燥させて使うこと。フライパンで炒めると部屋に茶葉の香りが広がって効果的ですよ。

コーヒー

お茶だけでなくコーヒーも消臭(脱臭)グッズとして使えます。

重曹とは逆に酸性であるコーヒーはアンモニアなどのアルカリ性の臭いを中和してくれます。

抽出カスを使う際はそのままでもかまいませんが、カビなどに注意。下駄箱などに使う場合は乾燥させて目の細かい袋に入れましょう。

脱臭機

ペットを飼っているお家など、一般的な消臭・芳香剤だけでは完全にニオイを消すことができない場合には、専用の「脱臭機」を使うという手があります。

オゾン消臭や光触媒式など、メーカーや機種によって脱臭方法が色々ありますが、どれもそれなりには効果が期待できますので、部屋の広さや用途に合わせたタイプ選びがより重要です。

車用の小型タイプもあり。USB接続式ならデスクなどでも使えますね。

より持ち運びを重視するなら、乾電池式のものもおすすめです。

ハンガータイプや靴乾燥機タイプなど用途を限定したものも、それら専用に最適化されており高い効果が見込めます。

3:おすすめの芳香剤(アロマグッズ)

置型芳香剤

まずは定番の置型芳香剤。

消臭剤と同様、様々なメーカーから製品が出ていますが、インテリアファンの間ではラボン(LAVONS)などが人気のようですね。

「ラグジュアリーリラックス」はユニセックスタイプで男性にもおすすめです。

アロマオイル

お部屋に香りを、といえばアロマオイルが王道です。

レモンやオレンジといった柑橘類や、ユーカリやティーツリーといった樹木系の精油は消臭効果も期待できるのがポイントです。

ディフューザーやスプレーなど、揮発方法によって効果や持続時間が異なるので、用途に合わせて使いわけましょう。

アロマキャンドル

キャンドルの炎が空気中の臭いを燃焼してくれる効果もあります。

お風呂などでも使えてリラックス効果も抜群。香りだけを楽しむのであれば、石鹸のように火をつけずにそのまま置いておくのもアリですね。

お香

燃焼による消臭効果+お香といえば、お香も欠かせません。

とはいっても、キャンドルと比べれば火が小さいので、単純に香りでニオイをカバーするのが主な使い方。やりすぎると煙臭くなってしまうので換気をしつつ焚くようにしましょう。

※わざとエアコンにお香(浄化香)の煙を吸わせて、内部を消毒するなんて使い方もあるそうです。

アロマスティック(リードディフューザー)

見た目のオシャレさなどから人気のリードディフューザーにも「消臭」を謳っているものがいくつかあります。

消臭成分は緑茶エキスや柿渋エキスなどの天然成分なので安心。

※消臭系の芳香剤には、臭いをマスクするものと中和するものの2種類があるので注意が必要です。

石鹸

芳香剤やアロマディフューザーの香りがキツすぎるという方は、石鹸がおすすめ。

そのまま部屋に置くだけで、部屋全体にほのかな香りが広がります。紙などで包めば匂いの強さが調節できるのもポイントです。

DIY好きな方は見た目にも凝った石鹸を手作りしちゃうのもアリですね。

柔軟剤

ほのかに香る、といえば柔軟剤も人気ですよね。

最近では柔軟剤をアロマスプレーとして使うなんてテクニックもあるのだとか。

服を通してにせよ、直接カーテンなどに吹きかけるにせよ、使いすぎ(かけすぎ)は禁物なのでくれぐれもご注意を。

芳香剤・消臭剤の正しい使い方

置く場所

悪臭は空気より重くなり、比較的低い位置に溜まりやすいため、消臭剤・脱臭機は部屋の低い位置に置くのが基本です。

逆に芳香剤やアロマグッズは、鼻に近い高い位置に置くとより効果的です。

芳香剤と消臭剤の併用はアリ?

消臭剤のニオイ中和成分は悪臭にしか効果がないので、芳香剤と消臭剤を併用してもまったく問題ありません

ただし、消臭剤でなく「脱臭剤」はニオイを根こそぎ吸着してしまうため、芳香剤の効果を弱くしてしまう恐れがあります。

脱臭系のグッズは使い終わったら部屋から取り除く(脱臭機はオフにする)のがいいでしょうね。

部屋のいい匂いを持続させるコツ

定期的に換気する

いい匂いが外に逃げてしまうのがもったいない・・・と考えてしまいがちですが、生活臭がこもってしまうほうが問題です。

たとえいい香りでも、同じ匂いがずっと部屋に停滞していると不快なニオイになってしまうため、こまめに換気して新しい空気を入れてあげましょう。

ニオイがこもりやすい場所を把握しておく

部屋の空気の流れを把握し、臭いが停滞しやすい場所を特定しておきましょう。

そこには臭いが移りやすいものを置かず、なるべく空気がスムーズに流れるように、サーキュレーターなどを置くのもおすすめです。

効率よく換気を行うためにも、空気の流れを意識することは非常に大切です。

緊急!なるべく早く部屋の臭いを消す方法

急な来客など、消臭剤・芳香剤の効果をゆっくりと待っている時間がない!というときにぴったりのテクニックを紹介します。

部屋の換気をする

まずは部屋に停滞する嫌な臭いを入れ替えるために、換気をしましょう。

窓やドアをすべて開け放ち、扇風機やサーキュレーターなども併用して風の流れを作り、一刻も早くすべての空気を入れ替えてしまいましょう

濡れタオルを振り回す

意外と効果が高いのがこちらの方法。

タオルに含まれた水分が空気中の臭いを直接吸着してくれます

やっている光景はかなり微妙ですが、騙されたと思ってぜひ一度お試しを。

シーツやカバーを取り替える

換気しただけでは布に付いてしまった臭いを消すことはできません。

ベッドシーツやクッションカバーなど、取り替えることができるファブリックはすべて新しいものに取り替えてしまいましょう。

ファブリックミストをかける

カーテンやソファカバーなど、すぐには取り替えられない布には消臭用のファブリックミストを吹きかけましょう。

香りでごまかすよりも、しっかりと消臭効果があるものを使用したほうが効果的です。

床の拭き掃除をする

不快なニオイは部屋の下方へ溜まりやすいため、床にも臭いが付いてしまっている恐れがあります。

フロアモップなどでサッと床を拭いて、そういった臭いをしっかりと取りましょう。

マッチに火を付ける

トイレに効果的なのがこちらの方法。

マッチの硫黄がアルカリ成分と作用することで消臭効果が見込めます。

引っ越した部屋の臭いが気になるときは・・・?

新しい部屋に引っ越したのに、なぜか部屋が臭う・・・ということはありませんか?

臭いの原因は、主に押入れなどの密閉された空間にこもった空気や、排水トラップが蒸発してしまった水道管など。新築のお部屋は壁紙の接着剤などが臭うこともあります。

こういったときは、部屋の空気を循環させる(換気するの)が基本。水道管は水を出して、しっかりと排水トラップに封をしてあげましょう。

揮発性の高い接着剤などは、部屋を温めるのも効果的。新生活に必要なものを買い出しに行くついでに、半日ほどエアコンをかけっぱなしにしておくといいでしょう

前住人のタバコの臭いが強く残っているような場合は、大家さんに相談して壁紙を取り替えてもらうなどの対処をしてもらうのがおすすめです。

【激おすすめ】サーキュレーターは万能アイテム。

部屋の空気をあっという間に循環させることができるサーキュレーターは、お部屋に一台置いておきたい万能アイテムです。

今回紹介した消臭(脱臭)目的以外にも、暑い夏に部屋の熱気を効率良く取り除いたり、エアコン(冷房/暖房)の効果をアップさせることもできちゃいます。

僕が特におすすめするのは、バルミューダーの『GreenFan C2』。別売のバッテリードックを使ってコードレスファンにもなるので、停電などの非常時にも活躍してくれますよ。

悪臭はストレスの元・・・。

汗のニオイなど、人間が不快に感じる臭いは心理的にも悪影響があり、生産性も低下してしまうことが科学的にも証明されているそうです。

<臭いが気分や生産性に与える影響を実験>汗のニオイでストレスホルモンの分泌が増加?!汗臭で「やる気低下」「頭の回転が遅くなる」と感じる傾向に|株式会社ユニクロのプレスリリース

不快な臭いでイライラすることで、そのストレスからくる疲労臭でさらに部屋が臭くなっていく・・・

そんな悪循環に陥ってしまっては、目も当てられませんよね。

女性だけでなく男性も(むしろ男性こそ)、部屋を訪れる友人や恋人、ひいては自分自身のために部屋の匂いに気を配ってあげましょう。

もちろん気にし過ぎてしまうと、それはそれでストレスの元なので、趣味の一つ休日のストレス解消の一種として、楽しみながらお部屋の香りコーディネートを満喫してくださいね

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