前回紹介し忘れていたネタです。
これまで、集中力を高める「ミニ書斎」についてあれこれと書いてきましたが、大切なポイントをまだ語っていませんでした。そう、照明です。
間接照明は作業空間にピッタリ
部屋の隅をパーティションで区切ってしまうと、全体照明(シーリングライト)だけでは光(明かり)が足りなくなってしまいます。そこで、おすすめなのが間接照明です。
暗めの全体照明+間接照明という組み合わせは、作業をする空間に最適と言われてします。全体照明で照度を調整しつつ、必要な場所だけに最適な光をあてることで、目の前のことに集中できるというわけです。
短時間で集中したいときは「昼光色」
照明を選ぶときは「色温度」に注目してみましょう。
オフィスなどで一般的な青白い照明(昼光色・クール色)は、脳の活性化を促し集中力をアップさせる効果があることが研究で明らかになっています。
ただし、色温度の高いこういった照明は、緊張しやすく目も疲れやすいというデメリットがあります。短時間で集中して作業したいときなどに使うのがオススメですね。
クリエイティブな作業は「電球色」
逆に、色温度が低いオレンジ色の照明(電球色)は、リラックス効果があります。これはアイデアを出したり、クリエイティブな作業をするのに向いています。
答えが明確でない問いをじっくり考えたいときも、脳がリラックスし、意識を自由に働かせることができる電球色がおすすめです。
ハイテク電球を使いこなそう!
最近では色温度をコントロールできる電球なんてものもあります。
こういったアイテムを用いて、目的に合わせて照明をチェンジすると、より生産性を高めることができそうです。
また、色温度だけでなく照明の「色」そのものを変化させて、空間全体をカラーコーディネートしてしまうという方法もあります。
以前のエントリーでは、部屋を仕切るカーテンを集中力が増す青色にするというテクニックをご紹介しましたが、あえて白やベージュ色のカーテンを選び、照明で色づけするというのも一つの手です。
上記の『Hue」はスマホで色をコントロールする仕組みになっていますが、同じシリーズの中には照明だけで色を変えられるタイプのものもあります。
これなら作業スペースにスマホを持ち込まなくて済みそうですね。
作業がなかなか捗らないという方は、照明をガラリと変えて気分転換してみましょう!