「ミニ書斎」の続きです。
カーネギーメロン大学HCI研究所の調査によると、人は一旦集中力を途切れさせてしまうと、取り戻すのになんと25分もかかるのだそうです。
よって、作業に集中したい時は外部刺激をシャットアウトするだけでなく、ほかのことに意識が逸れないようにする必要があります。
そこで今回は、ミニ書斎の効果をさらに高めるための集中グッズを3つご紹介します。
専用パソコン
ほとんどの人は、自分のパソコンを持っていて一台。中には、家族と共用のものしかない方もいらっしゃるかと思います。
しかし、普段使っているパソコンでいざ作業を始めようとしても、ついついネットサーフィンをしてしまったり、ほかのアプリを立ち上げてしまったりしがちではないでしょうか?
そこでおすすめなのが、作業専用のパソコンを買うというアイデアです。
インストールするアプリは、作業に使うものだけ。ブラウザのブックマークも趣味のものは一切避け、必要最小限に留めます。※いっそのことブラウザを削除してしまうのも手です。
こうすれば作業中に目移りすることはなくなります。
「そんなお金ないよ・・・」という方は、いま使っているパソコンに作業用の別アカウントを作るという方法もおすすめです。
耳栓(イヤホン)
カーテンなどで空間を仕切っても、どうしても外から様々な音が入ってきてしまうもの。そこでおすすめなのが耳栓です。
使い捨ての耳栓をいちいち何度も買うのは面倒だという方は、デジタル耳栓やアクティブノイズキャンセリング機能がついたイヤホンがおすすめです。
耳栓の代わりにBGMを聴きながら作業をしたいという方は、メモリー内蔵(音楽再生機能付き)のヘッドホンでしたら、スマホを作業スペースに持ち込まなくて済みます。
バイブレーションタイマー
皆さんも日頃、無意識のうちに時計に視線を向けてしまう習慣はありませんか?
時計を確認する行為も、集中力(注意力)を阻害する大きな要因です。作業中は時間を忘れる必要があるのです。
そこでおすすめなのが、作業時間を設定したタイマーです。
耳栓やイヤホンを装着しているとアラーム音が聞こえない可能性がありますので、バイブレーション機能が付いているものがより効果的です。
僕は、25分の作業時間と5分の休憩を繰り返す「ポモドーロ」という方法を使っていますので、作業用と休憩用の二つのタイマーを用意しています。
両ポケットにそれぞれのタイマーを入れておけば、上記のイヤホンと組み合わせることで、いつでもどこでも集中スペースに早変わりというわけです。
最近、僕が興味を持っているのはヘッドマウント・ディスプレイです。あれに作業画面を映し出せば、より集中できるのではないか・・・と考えています。
今度、試しに使ってみようかな・・・?