集中力がアップする「ミニ書斎」の作り方

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まとめ

たったの1畳あれば充分。

前回のエントリーでは、三日坊主を防ぐために習慣化したい行動に特化した「集中部屋」を作るというインテリアハックをご紹介しました。

三日坊主を防ぐインテリアハックとは?
ブログ更新を再開いたしました。

しかし、空いている部屋がそうそう都合よくないというのが、ほとんどの方の現状。かといって唯一自由に使える部屋をたった一つの目的のための空間に変えてしまうというのも、極端に過ぎるというものです。

そこでオススメなのが、部屋の中にもう一つの部屋「ミニ書斎」を作るというアイデアです。

というわけで、以前こんなアイテムを紹介しました。

自宅の庭に「ミニ書斎」が作れる!組み立て式のポッド・オフィス【OfficePOD】
『OfficePOD』は、SOHOワーカーに最適な、組み立て式のポッド・オフィスです。
おこもりになれるプライベート書斎【Kakureya(カクレヤ)】
秘密基地っぽくてワクワクしますね。

まさに「隠れ家」といった感じ。書斎専用の部屋を持つことができない方にとっては、夢のようなアイテムといえます。

ただし、こういった本格的な「ミニ書斎」はお値段もそれなりにしてしまうもの。コンパクトとはいえそこそこのスペースを取ってしまいますし、導入に躊躇してしまう方も多いではないでしょうか。

そこで今回は、手軽に自宅で「ミニ書斎」を作るためのアイデアやテクニックを紹介したいと思います。

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書斎を作るメリット

そもそも、どうして書斎が必要なのでしょうか?

モノがあると人は集中できない

すぐ近くにテレビやベッドがあると、勉強や仕事に集中できなくて・・・という経験をお持ちの方は多いはず。

プリンストン大学の神経科学機関の研究によると、周囲に物が多い環境で人は集中できないことが明らかになっています。

集中力だけでなく、脳の情報処理リソースも周囲の物に取られてしまうため、作業パフォーマンスも大きく低下してしまいます。

※クリエイティブな作業には散らかった部屋が向いているという研究結果もあるようですが、そのお話はまた別の機会に。

外部刺激は注意力を低下させる

また、集中力を高めるには注意力の維持が重要となります。

視覚や聴覚への余計な外部刺激は注意力を簡単に奪ってしまい、集中力の低下につながります。

一つの物事に集中するためには、関係ない情報・モノから完全に隔離された環境が不可欠。それこそが「書斎」なのです。

「ミニ書斎」は書斎の理想形?

勉強や仕事に集中する。

書斎を作る最大の目的がこれであるならば、広い部屋を持つ必要はありません。

逆に、余分なスペースがあることで不要な物が増えてしまい、本来の目的からすると逆効果の(集中できない)空間になってしまう恐れもあります。

限られた狭い空間を最大限活用しようとすると、自然と必要最小限のものしか身のまわりに置かなくなります。

ミニ書斎は、「書斎」という空間における究極の理想形とも言えるのです。

ミニ書斎が作れる場所

リビング

ソファの背後や部屋のコーナーなど、以外にデッドスペースが多いリビングは、ミニ書斎を作るのに最適な場所の一つです。

大きな誘惑物であるテレビがすぐそばにありますが、下記で紹介するパーティションなどで仕切ったりノイズキャンセリングイヤホンを使ったりすれば、心理的に距離を置くことが可能です。

ソファやテーブルとの位置関係を意識して、視覚的に圧迫感を感じにくいようなレイアウトを工夫してみましょう。

キッチン

最近では、キッチン脇に小さなデスクを置いたりキャビネットの天板などを活用してちょっとした書斎を作る例をよく見かけます。

簡単な書きものやパソコン作業なら本当にわずかなスペースがあれば充分。料理関係の本を置いたりタブレット等でレシピを確認したりするのにも便利です。

ベッドルーム

僕が最もオススメするのがこちら。リビングと同様にデッドスペースが多いベッドルーム(寝室)にミニ書斎を作るというアイデアです。

ウォーキングクローゼットや押入れをプチDIYして書斎に転用するというテクニックもあります。収納というものは空いていると無駄なものが増えていく習性がありますので、余分なスペースはこういった形で賢く活用しましょう。

階段下・踊り場

お宅紹介番組などでたまに見かけるのがこちら。デッドスペースというのは、お家の中を探すと意外と色々なところにあるものですね。

ただし、家族の行き来が多いとどうしても気が散ってしまうというデメリットもありますので、どうしても他にスペースが見つからない時の最終手段とするのがいいかもしれません。

屋根裏・ロフト

本来は物置として設計されていることが多いこれらのスペースですが、狭い場所が苦手でない方なら外界の情報をシャットアウトできる集中空間に早変わりします。

逆に「天井が低い方が落ち着く」という方もいらっしゃるかと思いますので、そういった方々にはまさにぴったりのスペースと言えますね。

ミニ書斎の作り方

パーティション(間仕切り)で部屋を区切ろう!

外部刺激=目的以外の邪魔な要素すべてを排除するために、まずは「パーティション(間仕切り)」を設けて、ミニ書斎と他の空間とをゾーニングしてあげることからはじめましょう。

パーティションといっても、ものものしい壁をリフォーム等で作る必要はありません。簡単なカーテン等で仕切るだけでも充分に心理的効果があります。

カーテンレールを天井に取り付けてもいいですが、より手軽なのは突っ張りポール型のカーテンレールです。

カーテンの色は、集中力を高める青や紫などがオススメです。

スタンディングデスクを置こう!

僕はいま、このブログを自作のスタンディングデスクで書いています。

スタンディングデスクが本当に健康的かどうかは諸説あるようですが、僕は短時間で集中して作業する目的で使っています。椅子に座るとついついダラダラと作業を続けてしまいがちですからね。

それなりに快適な椅子は、やはりそれ相応のお値段がするもの。スタンディングデスクならお手軽かつ省スペースで、まさに一石二鳥というわけです。

もちろん人によって向き・不向きもありますので強制はしませんが、思っていた以上に快適なので、気になる方はぜひ一度試してみてください。

スマホは絶対に持ち込まない!

現代人の集中力を最も阻害する難敵、それはスマホです。ネットもゲームも、動画も音楽も。手のひらサイズでどこにでも持ち歩け、気軽にパッと使える万能デバイスは、同時に本当にやりたいこと・やるべきことから皆さんを遠ざける障害でもあるのです。

せっかくパーティションなどで外部刺激をシャットアウトしたのに、最大の誘惑ともいうべきスマホを持っていては全く意味がありません。

ミニ書斎にスマホは絶対に持ち込まない。これは鉄則です。

どうしても誘惑に抗えないという方も中にはいらっしゃるでしょう。そういった方にオススメなアイテムが「タイムロックコンテナ」です。

タイマー鍵付きのボックスに入れたスマホはリビングに置き、意気揚々とミニ書斎へ臨む。これで気持ちもスッキリと切り替えることができます。

予定していた作業が終わってしえば、後は自由。思う存分スマホをいじり倒しましょう。

まとめ

  • 将来に向けて新しいことを学びたい・・・。
  • 仕事が終わらなくて家に持ち帰ることが多い・・・。
  • 副業をはじめるためにオフィスがあると便利・・・。
  • 家族の目を気にせずに趣味を満喫できる空間が欲しい・・・。

こういった様々な希望を叶えるための夢の空間が「書斎」。そして、書斎はお金持ちだけの特権ではなく、誰でも手に入れることができるものなのです。

みなさんもライフスタイルをさらに充実するべく、自分だけのミニ書斎づくりをはじめてみませんか?

【追記】ミニ書斎の作り方をまとめたブログを新しく作りました!詳しい解説が読みたい方はぜひチェックしてみてくださいね↓↓↓
ミニ書斎の作り方【書斎ラボ】
自宅に「書斎」を作る方法を解説。間取り・レイアウトのコツやおすすめアイテム、参考になるインテリア写真なども紹介しています。
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