このブログでは、海外のデザイナーやデザインプロダクトを紹介することが多いのですが、今年は日本人デザイナーやプロダクトの情報をもっと積極的に紹介していこうと考えています。
その第一弾として、日本が世界に誇るインテリアプロダクトブランドをまとめてみました。
amadana(アマダナ)
日本発のデザイン家電プランドとしては先駆者的な存在ですね。前身は東芝のデザイン家電シリーズ「atehaca」の企画チーム。ブランド名の由来は江戸時代・日本橋に存在した漆職人の町「尼店(あまだな)」だとか(Wikipediaより)
アイテム例:『FACE』『PA-101』『パーソナルシュレッダー』『SAL』
h concept(アッシュコンセプト)
デザイナーとのコラボレーションにより、様々なデザインプロダクトを企画・販売しているブランド。コンセプトデザインの「製品化」に関するノウハウはかなりのもの。
アイテム例:『アニマルラバーバンド』『SPLASH』『ArchRuler』『Cupmen』
I.D.E.A International(イデアインターナショナル)
「YUENTO(ユエント)」や「TAKUMI(タクミ)」といった複数のデザインブランドを抱える大証ヘラクレス上場の会社。直営店も数多く展開していますね。
アイテム例:『to:ca』『Chimney』『MUSIC BALLOON』『iStand』
±0(プラスマイナスゼロ)
深澤直人氏がデザインディレクターを務める海外でも人気が高いプロダクトブランド。青山に直営店あり。
アイテム例:『コードレス電話機』『加湿器 Ver.3』『カードケース』『2.5R』
METAPHYS(メタフィス)
株式会社ハーズ実験デザイン研究所によるデザインブランド。様々なパートナー企業と共に独自のプロダクトを開発しています。
アイテム例:『kion』『soh』『hono』『bagel』
Craft Design Technology.
インテンショナリーズの鄭秀和氏をデザイナーに迎え、ぺんてるやサンスターなど日本の大手文具メーカーが結集して作り上げたステーショナリーブランド。
アイテム例:『Brass Pen Holder』『Scissors』『Clear File Folder』『Box File Wide』
conof.(コノフ)
「ココチヨイオフィス」をテーマにしたシルバー精工によるオフィスプロダクトブランド(デザインはColor)
アイテム例:『Shredder』『Desk light』『Telephone』『Heater』
60VISION
D&DEPARTMENT PROJECTによる「1960年代」をテーマにしたブランド。カリモクやノリタケなどに日本の老舗メーカーが数多く参加しています。
アイテム例:『Kチェアー(カリモク60)』『やすらぎ5型(HOUTOKU60)』『メラミンテーブルウェア(Noritake60)』『サイドチェア(KOTOBUKI60)』
nextmaruni
黒川雅之氏がプロジェクトデザイナーを務めるマルニ木工による家具ブランド。日本人の美意識がモダンデザインに上手に生かされています。
アイテム例:『SANNA アームレスチェア』『Sean Yoo アームレスチェア』『Tetsu Sumii ラウンジチェア』『Tetsu Sumii ラウンジチェア』
QUARTER REPORT
ファッションブランドや他社プロダクトなどとも積極的にコラボレーションしているテキスタイル・ファブリックメーカー。
いかがでしたでしょうか?中には「これが日本のブランドだったとは知らなかった」という人もいらっしゃるのではないかと。
普段あまり意識しない人も多いインテリアの「ブランド」ですが、それぞれのデザインコンセプトやテーマを知ることで、よりインテリアの奥深さや面白さを味わうことができます。ショップでこれらの商品を見つけたときは、そんな「背景」に思いを馳せてみるもの面白いかも。
他にもまだまだ魅力的なジャパン・ブランドが沢山ありますので、機会があれば第二弾のまとめもやってみようかと思っています。