メリハリのある毎日を。
アロマ(香り)をお部屋へ上手に取り入れると、生活が華やかになるだけでなく、集中やリラックスなど、様々な行動の質も向上させることができます。
AEAJ(公益社団法人日本アロマ環境協会)の研究*によると、バラの香りをまとった生活を続けると第三者からの印象がアップするのだそうです。
また、ワンちゃんを対象にしたイギリス・ハートプリー大学の研究*でも、香りはストレスを軽減させることが明らかになっています。人間だけでなくペットにも効果があるというわけです。
科学的にも、生活に良い効果があることが証明されている香り(アロマ)。もはや、お部屋に取り入れないのは損だとすら言えるのではないでしょうか?
けれど、専用のディフューザーを用意するのは、ちょっとハードルが高いという方も多いはず。男性の方などは、部屋にいい香りがするなんてちょっとかっこ悪いとか、女っぽいと言って敬遠してしまうケースもあるでしょう。
逆にアロマを本格的に楽しみたい人にとっても、リビングや寝室、仕事部屋など目的に合わせて香りを使いわけたいとき、部屋ごとに超音波ポッドやリードディフューザーを用意するというのは、コスト的にも厳しいところ。
そんな方々に、ぜひぜひオススメしたい方法があります。
やり方は簡単!
ティッシュペーパーにお好みのアロマオイルを1、2滴染み込ませる。これだけです。
こうすることで、デスクや枕元、リビングのサイドテーブルなど、様々なシーンで、目的に合わせたアロマを手軽に使い分けることができます。
ポケットやバッグに忍ばせて、外出先でさっと気分をリフレッシュ、なんてことも。ハンカチに含ませるのもおすすめですが、オイルによってはシミになってしまうので注意が必要です。
この方法なら、必要な時に、必要な範囲だけに使えるので、非常に経済的。部屋を使っていないときでもアロマが揮発してしまいもったいない・・・なんてこともありません。
部屋ごと香りで包みこみたい人は・・・?
来客時など、お部屋全体に香りを行き渡らせておくためにディフューザーを使いたい、というシーンもやっぱりあります。
そういったときにオススメなのが、市販のリードディフューザーやアロマスプレーを買うのではなく、自分で作ってしまうという方法です。
これもやり方は非常に簡単。お好みのエッセンシャルオイルを無水エタノールに溶かすだけです。
精油は直接水に入れても溶けませんので、あらかじめエタノールで溶かしてあげる必要があります(引火しやすいので取り扱いや保管には十分ご注意を)。
あとは精製水で薄めるなどして、スプレーボトルや瓶に入れれば完成。リボンやマスキングテープなどで自由にアレンジすることもできます。
いわゆる「エコ加湿器」と組み合わせるのもおすすめです。
※容器は必ずガラス容器を使うこと。精油がプラスチック容器を傷める恐れがあるためです。
お気に入りの香りをブレンドして使いたいという上級者の方にも、今回ご紹介した方法はおすすめです。
最近は、色々な香りが試せる少量オイルセットなども売っていますので、日常生活や仕事、睡眠のお供にアロマをぜひ取り入れてみてみましょう!