百聞は一見にしかず。
パース図とは「Perspective」、日本語で言う透視図のことを指します。平面図や立面図といった図面に比べて奥行きが感じられるぶん、より空間全体の感覚を掴みやすいというメリットがあります。
しかし、素早く美しいパース図を書くというのは、なかなかにテクニックがいるもの。パース図だけを描いてくれる専門業者があるくらい奥が深いものなのです。
最近ではCADソフトを使って平面図をそのまま3Dに変換してしまうのが当たり前になっていますが、アイデア段階のプランをなんとなくスケッチするといった用途には、こういったソフトはあまり向いていません。
また、お客さんの意見を取り入れながら、その場でササっとフリーハンドでパース図が書けると説得力が増しますし、なによりカッコいいですよね?
教科書的なパース図の書き方(描き方)は、書籍や他のサイトにお任せするとして、今回はあるものを使って驚くほど素早くパース図が書けるというアイデアをご紹介。
二点透視図を驚くほど簡単に描くことができるこちらの方法。二つの消失点に留めたゴム紐を定規代わりにするという発想は、まさに目からウロコといったところ。
簡単なスケッチならコツさえつかめばこれでなんとかなりそうですね。お忙しいデザイナーにいかが?(via Colossal)