私たちは、ただ偉大な教科書を紐解いていくだけ──
ガウディは、芸術における回答のすべては自然が書いた偉大な書物の中にあり、それを注意深く観察し、発見することこそが創造だと語ったとか。
書物──自然の教科書とは異なりますが──こちらの小説には、そんな『観察』を軸に設計を組み立てる女性建築士が登場します。
イマニシ・オトナシ・ヤマナシの三人が、様々な謎(ワケ)あり建築に挑む物語。
たくさんの想いがリノベーションによって空間へと紡がれ、依頼人たちの抱える問題を解決していきます。
よろしければ、コーヒータイムのお供にいかが?